アルギットにら
海藻アルギットにらの特徴
ノルウェーには豊かな森があります。
その森の栄養分は雨によって川から大海に注ぎ込み、海藻に吸収されます。その海藻が”世界で最も良質な海藻”といわれるのは、4年がかりで栄養分を蓄えるためです。
そのノルウェー産の天然海藻「アルギット」をはじめ、「有機質肥料」と「天然の粘土」を使って土づくりをしながら露地栽培で作られているのが、「海藻アルギットにら」です。
「海藻アルギットにら」は、にらが持つ生命力を最大限に引き出しています。肉厚で葉先までハリがあり、色鮮やかで艶やか。シャキッとした食感で甘みが強く、にらならではの美味しさを味わえます。病気になりにくく収穫量が多いことも特徴です。
生産者からの声
板橋 均さん
約30年前、仲間5人で初めてにらを作って大失敗しました。地元の市場で1把5円といわれ、もうやめようと思いましたが、仲間たちの強い意気込みに押され、再チャレンジを決意しました。その時ヒントになったのが、仲間のうち3人が作っていた「アルギット米」です。おいしくて倒れにくい元気な米だったので、アルギット農業で”にら”を作ることにしました。試行錯誤を繰り返しながら取り組み続け、見違えるほど、おいしい”にら”が栽培できました。
海藻アルギットにらを完成させることができたのは、当時の熱い仲間たちがいてくれたからです。おかげさまで全国的に大変評判が良く、最近ではコンビニエンスストアの惣菜野菜に選ばれ人気を博しています。これからも、栄養価の高い自慢のにらを美味しく食べていただければ幸いです。
収穫までの道のり
海藻アルギットにらは、元気で強い”にら”です。美味しく元気なにらを作るため、こまめに肥料を与えます。
3月下旬 | 種まき。 |
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4〜5月 | 畑に肥料散布、畝・苗作り。 |
6月上旬 | 苗を植え、適期に肥料を与える。 ※この肥料の与え方でにらの出来が決まる。 |
翌春 | 伸びてきた葉を1度刈り捨て肥料散布。 |
6月〜10月 | 収穫・選別して出荷。 |
旬の時期
お問い合わせ先
■となみ野農業協同組合 経済部 園芸振興課〒939-1327 富山県砺波市五郎丸994
TEL 0763-32-8660