種もみ
種もみの特徴
となみ野の水稲種子場は、庄川扇状地の沖積砂壌土地帯にあります。
夜半から朝にかけての「庄川おろし」がもたらす、大きな気温差が良い種もみを育んでくれます。また、田畑を潤す豊富な灌漑水と排水の良い土質が、強い稲を作り、病虫害の発生を少なくしてくれています。
種もみ産地としての起源は諸説ありますが、14世紀末、本願寺5世綽如上人が瑞泉寺を建立するかたわら、種もみの栽培を始めたというのが最も古い説で、その生産は連綿と引き継がれています。
種もみは、東北から九州まで全国44都府県で広く使用され、その生産量は、全国の流通の約6割を占めています。現在は、コシヒカリを中心に約40品種の種もみを生産し、新品種、栽培・調製技術の研究・改良を行い、より良い種もみを作るための努力を続けています。
旬の時期
お問い合わせ先
■となみ野農業協同組合 庄川稲種センター〒932-0313 富山県砺波市庄川町五ヶ445-2
TEL 0763-82-0117